行ってきました報告画像

平成27年4月18日(土)

歩行区間
旧中山道茂田井間の宿から和田宿までの16㎞

コース
茂田井間の宿~笠取峠~長久保宿~和田宿


協力
長野県佐久地方事務所、信州・長和町観光協会


間の宿 茂田井
望月宿より三キロきたところにあります立場、千曲川が氾濫して旅人が足止めされた時になどに
宿場に収容しきれない人たちの宿場として機能していました。
水路と蔵の白壁が残る風情あふれたところです。酒造がさかんだったようで
大澤酒造さんでは、きき酒もできます。



武重本家酒造むかいにあります若山牧水歌碑、牧水はここの酒をかなり気に入っていたようです。



芦田宿本陣土屋家住宅、説明をうける玉造隊



本陣の客殿内を見学することができました。
1800年に建て替えられ建坪は163坪あります。和宮が降嫁のさい昼食に立ち寄られている。



武田信玄二十四将軍議の図(弘化四年白鳳作)
白陣羽織の方が、土屋右衛門尉昌次(つちやえもんのじょうまさつぐ)
その方の長男が土屋家初代、土屋右京左衛門重郷



あたり前ですが宿札が残っていました。



和宮が食事された奥の上段の間、天井裏と床下には防犯のためにモミガラが敷き詰められたという



優れた意匠の京風なつくりとなっています。建材としてイチイの木が使われています。
画像提供かくさん



芦田宿正明寺の見事な枝垂れ桜、真下から撮影





笠取峠の松並木
慶長七年(1602年)幕府から拝領した赤松753本を植えたのがここの始まり
今は1キロにわたり残され遊歩道も整備されています。



笠取峠を越え長久保宿に向かう途中
中山道原道が残っています。標柱もあるので分かりやすいです。



松尾神社にきました。京都の松尾神社祭神を分霊し奉祀してあります。
酒造の守護神お酒の神様



竹内家住宅釜鳴屋(かまなりや)
一般公開していないのですが今回御好意で特別に見学させて頂きました。

建造は1731年よりも前で、長野県内ではもっとも古い町屋建築



歴史を感じる見事な小屋組み



屋根にのっていた鬼瓦とおかめ、鬼門に鬼瓦反対側におかめ

画像提供かくさん



馬をつなぐための穴の空いた石



本うだつが目を引くつくり、酒造業も営んでいたようです。

画像提供かくさん



一福処濱屋、歴史資料館となってます。ここでお弁当を頂きました。



和田宿へ向かうとちゅうにあります、かやぶき屋根の待合所



三千僧接待碑、寺で旅ゆくお坊さんに無料接待していました。
このような石碑はとてもめずらしいようです。



若宮八幡、鎌倉時代からこのあたりを支配した和田城主、大井定信父子の墓
武田信玄によって滅ぼされここに首級が葬られた。



和田宿に来ました。幕末のころ旅籠屋数はなんと72軒もあったらしい



本陣の壁、和紙が貼られています。



本陣にて今回の参加者全員集合記念撮影
画像提供かくさん



今回は、本陣を裏から撮影してみました。駐車スペースもあります。



和田宿温泉ふれあいの湯、露天風呂より桜も楽しめます。眼下に見下ろすのが和田宿、いいところです。



国道142号線より、浅間山を見た景色



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